こんにちは。
ソウル在住、OLをしながら翻訳・通訳の仕事をしているyukaです
韓国語習得の目標の1つ、韓国語で本を読むということ。
と諦めてはいませんでしょうか。
実は韓国語で本を読むのはそんなに難しいことではありません。
本記事では、韓国語の本は月3冊以上読みながら本業の通訳翻訳のスキルアップに役立ててている私が、
「韓国語の本に挑戦してみたい!」という方のために
- 読みやすいおすすめの韓国語の本
- 韓国語の本を読むときのポイント
について紹介していきます。
”説明はいいから今すぐおすすめの本だけ教えてよ!”と言う方はこちらにジャンプ
日本語に翻訳されている韓国の本をお探しの方は▼から
韓国語の本を読む前に知っておきたいポイント
韓国語の本を読まれる場合、初級上~中級くらいの韓国語の実力が必要になります。
また、最初のうちは断然「小説」か「エッセイ」がおすすめ。
HOWTOものや自己啓発ものは使用されている単語が専門的であり、また頭を使いながら読まないといけないので、脳疲労が半端なくかつ途中で飽きてしまい最後までたどり着けませんでした(実体験笑)
小説は比較的読みやすいですし、エッセイであれば一文一文が区切られているため、内容が迷子にもなりずらく楽しんで読書しながら韓国語の勉強ができます。
自分はまだ韓国語初級だから通常の本は自信がないというかたはまずは韓国語の「絵本」から初めてみることをおすすめします。
【初級でも大丈夫】おすすめ韓国語の本5選
オススメの小説、エッセイ、詩集の中から私が実際に読んでみなさんにオススメしたいと思ったものを厳選しました。
本日紹介する本のラインナップはこちら
洋書はほとんどの書店に置いてありますが、韓国語の書籍は一般の書店に置いていないことが多いのでインターネットで注文することをオススメします。種類も豊富なので、本を探し歩く手間が省けます。
オススメの韓国語の本①「もしかしたら星たちが君の悲しみを持っていくかもしれない」
コン・ユ主演の韓国ドラマ、「도깨비(トッケビ)」で実際にドラマに出てくる詩集です。キム・ゴウン演じるウンタクがこの詩集を読んでいることで韓国でも大人気となりました。
その詩も美しく、韓国語の表現がとっても綺麗。ライティングブックになっており、自分の思うことや気に入った個所にマークを付けたりすることも可能です。
詩集なので、1ページごとの文章になっているため、どうしても理解できない内容であれば、次の詩にスキップすることもできます。
ライティングブックなので、横に分からなかった単語や気に入った表現、使えそうなフレーズなどをメモできるので、1冊で自分専用の韓国語のテキストができますよ!
オススメの韓国語の本②なみや雑貨店の奇跡
日本でも大ヒットした東野圭吾著書「なみや雑貨店の奇跡」。個人的には初心者には一番オススメの韓国語小説です。東野圭吾さんの書籍は韓国でも大変人気で、どこの書店に行っても一番目のつく場所に置いてある程。
ストーリー自体が面白いのに加え、場面の切り替えや時系列もはっきりしている小説なので、韓国語初心者の方が読んでも理解がしやすい小説かと思います。
一度辞書を使いながら韓国語バージョンを読み、その後日本語バージョンを読んで内容の答え合わせをし、分からない部分は日本語バージョンと照らし合わせながら読むのをオススメします。
オススメの韓国語の本③君の名は。
日本で大ヒットした映画「君の名は。」の韓国語バージョンです。韓国でも大人気となり、書籍化もされました。
内容はもちろん日本バージョンと同じですが、やはり日本独特の表現が多いので、そこは上手く韓国語に訳されているな~という印象。
また「結び」など韓国語に訳してしまうと意味が変わってしまうものは日本語のまま下に注釈で説明を加えていますので、ところどころ日本語が入りこんでいるのが不思議な感覚です。日本語と韓国語の表現の違いを学ぶには最も適している書籍です。
オススメの韓国語の本④死にたいけどトッポキは食べたい
韓国の大人気エッセイ。競争社会の中で疲れた現代人に、一生懸命生きすぎてない?少し脱力していこうよというメッセージを伝えてくれる内容。読み物としても面白いです。
エッセイということもあり、物語でないので途中で内容が迷子にならずに読むことができます。絵が多めなので内容の理解も助けてくれるので、文法や読みの基本が分かっていれば辞書を引きながらであれば初心者も読むことができるかと思います。
オススメの韓国語の本⑤不思議の国のアリス
韓国の人気イラストレーターのPuuung(ポオン)がアレンジした不思議の国のアリス。
イ・ミンホ主演のドラマ「ザ・キング」に登場したことでも話題になりました。
普通の大人向けの本はまだ難しいけど、絵本は簡単すぎるという方にお勧めの童話本。長すぎず、身近過ぎず、初心者でも1週間もあれば読み切れる量です。イラストも可愛いのでオススメ。
韓国語で本を読むとき分からない単語は飛ばしていい?
本を読み薦めるうちに知らない単語がでてきます。最初のうちは知らない単語だらけだと思います。
- 前後で意味を推測して~
- 分からない単語があっても読み飛ばして~
と言う方がいますが、それをするにはある単語が分からずとも文章内にある他の単語を見て推測できるだけの単語力が必要です。
上級者であれば可能な話ですが、初級~中級であれば辞書を引かれながら読むことをおすすめします。
分からないまま呼び飛ばしても他の単語でカバーができず、どんどん話が分からなってしまいますからね。
分からない単語は都度意味を調べるようにしましょう。
オススメの辞書は▼で紹介しています
まとめ~韓国語の書籍を読んで自信をつけよう~
私が韓国語の勉強を始めてすぐに韓国語で本を読んだ時は1日3ページずつしか読めませんでした。しかし、継続するうちに3ページが10ページ、10ページが20ページとだんだん読むスピードが速くなっていきました。
2年たった今では1ヶ月で平均3冊韓国語の本を読んでいます。
最初は1冊を読み終えるのにはかなりの時間がかかると思いますが1冊読み終えることで、自信がつき、覚えた単語量も格段に増え確実に成長することができます。
みなさんも韓国語の本にチャレンジしてみましょう。