韓国語の勉強をしている方の中には、いずれ韓国語を活かして仕事をしたい。と思っている方も多いかと思います。
しかし、下記のような不安があるのも事実ですよね。
結果から先にお伝えしてしまうと、韓国語を活かせる仕事年々増えており、しかも職種によっては初級や中級レベルでも韓国語を活かして仕事をすることができます。
本記事では韓国語を活かした仕事は何があるのか、またどれくらいのレベルの韓国語が必要なのかについて解説していきます!
韓国語を活かせる仕事の紹介
韓国語が話せなくても韓国に関わる仕事をする方法
実際に私は独学で韓国語を学びながら、日本の会社で韓国語を活かして仕事をしていました。
当時の私の韓国語レベルはハングル検定4級。ビジネスレベルにはとうてい及ばない韓国語のレベルでしたが、韓国の取引先との業務を担当させてもらっていました。
韓国語上級じゃないから無理と諦めず、チャレンジしてみよう!
韓国語を活かせる仕事10個をレベル別で紹介【実体験あり】
本日この記事で紹介する韓国語が活かせる仕事は以下の10個!
韓国語のレベルも一緒に記載しながら紹介していきますので、自分の韓国語のレベルと照らし合わせてみてください。
また、レベルの基準や目安は絶対的なものではなく、私の経験から判断しているので参考程度にしてください。
韓国語を活かせる仕事①:通訳
韓国語レベル:ネイティブレベル、もしくはビジネスレベル以上
韓国語レベル目安:TOPIK6級、ハングル検定1級程度、もしくは通訳を専門的に学んでいる方
韓国語活用度:
恐らく皆さんが思いつく代表的な韓国語を使った仕事かと思います。
ただ一言で通訳といっても以下のようなさまざまな場面での通訳があります。
・会社の会議の通訳
・kpopアイドル、韓流スターの通訳
・観光案内の通訳etc…
すべてに共通していえることは
「かなり高度な韓国語の能力が必要とされる」
ということ。
通訳は頭の中で瞬時に韓国語⇔日本語の切り替えが必要なため、専門的に通訳の勉強をする方もいます。
しかし会社に所属せずとも、フリーランスで企業と契約したり、何歳になっても働けたりと、 自分の生活に合わせて働けるという利点があります。
韓国語を活かせる仕事②:翻訳家
韓国語レベル:ネイティブレベル、ビジネスレベル
韓国語レベル目安:TOPIK6級、ハングル検定1級程度
韓国語活用度:
通訳と同じ韓国語を活かせる代表的な職業です。
通訳に比べ、スピーキングの能力は必要とされませんが、高い文章構成能力が必要とされます。
翻訳もさまざまな種類があり、
・会社の資料の翻訳
・書籍の翻訳
・インターネットサイトの翻訳etc…
と、翻訳する題材によりそれぞれ求められる翻訳のスキルが変わってきます。
こちらもフリーランスで翻訳の依頼を受けたり、在宅で仕事ができたりといったメリットがあります。
韓国語を活かせる仕事③: 韓国語の先生
韓国語レベル:ネイティブレベル、ビジネスレベル
韓国語レベル目安:TOPIK6級、ハングル検定1級程度、教師の資格など
韓国語活用度:
日本人でも韓国語の先生を目指すことは可能です。
韓国語の複雑な文法や発音の変化、活用をわかりやすく生徒に伝えることが必要となってきます。
しかし、ただ単に韓国語が上手というだけでは勤まらないのが先生という職業。人と接することが好き、またはコミュニケーションをとるのが得意であることが求められます。
韓国語を活かせる仕事④:日本にある韓国の企業へ就職
韓国語レベル: 中級~
韓国語レベル目安:TOPIK中級~、ハングル検定3級〜
韓国語活用度:
日本にもたくさんの韓国企業があります。
韓国企業が日本人を雇う場合、日本向けのサービスを担当することが多いため、実際の業務は日本語という会社も多いです。
実際に私も韓国企業で事務のアルバイトをしたことがありますが、日本にいても韓国の文化を学ぶことができ、韓国人の同僚がたくさんできたいい経験になりました。
日本にある韓国企業への転職を考えている方はこちらの記事を参考にしてください▼
韓国語を活かせる仕事⑤:ホテル、旅館
韓国語レベル:初級~
韓国語レベル目安:TOPIK初級〜、ハングル検定4級〜
韓国語活用度:
日本に観光やビジネスで訪れた韓国人がホテルや旅館に宿泊する際、韓国語を話せる職員がいるととても喜ばれるでしょう。
中でもホテルや旅館は「具合が悪くなった」「物がなくなった」など、イレギュラーなことが起こりやすいので、少しでも韓国語で意思疎通が可能であれば、韓国人の宿泊客も安心して利用できるはずです。
ホテルのフロントなどでは決まったフレーズも多いため、韓国語レベルが中級以上であれば業務を行う上で強みになります。
韓国語を活かせる仕事⑥:企業の渉外(営業等)
韓国語レベル:中級~
韓国語レベル目安:TOPIK中級、ハングル検定3級、準2級程度〜韓国語活用度:
日本国内の企業でも、取引先が韓国の会社、韓国から物を仕入れているといった韓国企業と取引がある会社はたくさんあります。
企業の営業スタッフなどは、出張時に通訳を同行して交渉するという方もいますが、やはり自分の言葉で交渉できるというのは以下の点でかなり有利です。
情が厚い韓国では一生懸命韓国語を話してる外国人を好意的に見る人が多く、例え完璧でな韓国語でなくても韓国語で交渉できるというのはかなり強みになると言えるでしょう。
韓国語を活かせる仕事⑦:観光案内士
韓国語レベル:中級~
韓国語レベル目安:TOPIK中級、ハングル検定3級、準2級程度〜
韓国語活用度:
日本を訪れる外国人旅行客に日本の観光地を案内する観光スタッフも韓国語が活かせる職業です。
韓国人の中では日本のバスツアーに参加したり、地方の観光名所に行ったりと、ツウな旅行を楽しむ人も多いので、例え外国人を対象とするツアー会社ではなくても韓国語を活かせる場面はかなりたくさんあるかと思います。
日本の観光案内士を目指している方は、観光庁が主催する通訳案内士の資格があるため、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
通訳案内士の資格についてはこちら
韓国語を活かせる仕事⑧:貿易事務
韓国語レベル:初級~
韓国語レベル目安:TOPIK初級、ハングル検定5級4級程度〜
韓国語活用度:
実際に私が日本で韓国語を活かしていた業務がこちらの貿易事務です。
韓国と日本は隣国であるということもあり、韓国に輸出入しているボリュームが大きいため、日本の商社やメーカーでも韓国を相手に輸出入をしているという会社はたくさんあります。
私の場合は、韓国語が上級レベルではなかったので、メールだけ韓国語で書いてみたり、また韓国の取引先から電話がくる際に韓国語を交えて話すなどと、ところどころ韓国語を加えて業務を行っていました。
韓国語を活かせる仕事⑨:空港スタッフ
韓国語レベル:初級~
韓国語レベル目安:TOPIK初級、ハングル検定5級4級程度〜
韓国語活用度:
いろんな国の人が行き来する空港でも、韓国語を活かすことができます。
空港ではチェックインを行うグランドスタッフを始め、免税店の店員、両替スタッフ、案内スタッフ、空港内のカフェ、レストランの店員などさまざまな職業の方が働いており、韓国語を活かすチャンスがあります。
韓国語を活かせる仕事⑩:韓国で働く
韓国語レベル目安:企業による
韓国語活用度:
思い切って韓国で働くという方法もあります。
確実に韓国語を活かして働くことができますが、韓国国内で働くことができるビザが必要です。
韓国語のレベルが初級でも、食堂やカフェでアルバイトをしている日本人もたくさんいますし、現在の私のように韓国企業に就職する人もいます。
韓国語が出来なくても韓国の知識を活かした仕事ができる
ここまで韓国語を活かした仕事を紹介してきましたが、副業やちょっとしたお小遣いを稼ぐだけであれば、韓国語は分からないという方でも韓国ついての知識があればそれを活かしてお金を作ることは可能です。
例えば、韓国語は分からないけれど、
と言う方がいれば、その知識を活かし、
“ライターの仕事”をされてみることをおすすめします。
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フリーランスサイトに登録し、自分の得意分野の記事を募集していれば、Kpopや韓国芸能の知識を記事にすることで報酬を得られる仕組みです。
自分の知識を使い、好きなことを活かして報酬を得ることができるので一石二鳥ですよね。
よく見る募集は「kpopアイドルの記事」「韓流スターの記事」などが比較的多いです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
記事をまとめると以下の通りです。
日本でも韓国語は活かせる!
自分のレベルに合った仕事を選べる
韓国語が分からなくてもアイデア次第で韓国の知識を活かして働ける
さらなるグローバル化を目指している日本では日本語以外の外国語が話せる人材が求められます。
韓国は隣国ということもあり、今後も韓国語を話せる人材や韓国の文化や習慣について詳しい人材の需要はどんどん高まる一方です。
将来韓国語を使った仕事をしたいと考えてるかたは、ぜひ参考にしてみてください!!