本日はこのような疑問にお答えします。
結論から言ってしまうと韓国語は独学でも十分上達します。
勉強の”コツ”をしっかりと捉えて独学を進めていくことで、留学をしている人、韓国語教室に通っている人よりも早く習得することも可能です!
この記事を書いている私は、現在韓国で日韓の翻訳通訳の仕事をしていますが、最初はKPOPアイドルが喋っている韓国語を理解したい!とう思いから独学を始めました。
本記事では韓国語を独学でマスターしたいと考えているみなさんに、独学で学ぶ韓国語の勉強法を皆さんに紹介します。
本記事の内容
- 独学を始める前に知っていると便利!な韓国語の知識
- 韓国語独学の始め方
- 独学で学ぶ韓国語の勉強法(ステップ1~4)
知ってると上達速度2倍!韓国語が独学でも上達する理由
韓国語は英語や中国語など、他の言語に比べて学びやすい言語と言われています。
その理由は主に以下の3つ
・文法が日本語と似ている
・漢字がもとになっている単語が多い
・発音が似ているものが多い
韓国語の文法は日本語と似ている??
韓国語の文法は日本語とほぼ一緒です。
例えば
「私は日本人です」という文章を韓国語にすると「チョヌン(私は)イルボンサラム(日本人)イムニダ(です)」と全く同じ並びになります。
英語の場合主語の次に動詞がくるので、英語と比べると韓国語が比較的学びやすいことが分かりますね。
漢字がもとになっている単語が多い
韓国語は表記はハングルですが、実はもとは漢字からきている単語が多いのも韓国語を学びやすい特徴の一つです。
例えば、韓国語の基本の挨拶「アンニョンハセヨ 안녕하세요」。
アンニョンを漢字にすると「安寧(あんねい)」となります。
カムサハムニダ 감사합니다のカムサは「感謝」。
また「四面楚歌=サミョンチョカ(사면초가)」「八方美人=パルバンミイン(팔방미인)」などの四字熟語まで、発音はことなりますが、韓国語も元は同じ漢字からきています。
そのため、漢字をよく使う日本人は、漢字の韓国語読みさえ覚えてしまえば、単語も簡単に覚えることができるのです。
韓国語と日本語は発音が似ているものが多い
韓国語と日本語は発音も似ています。
先ほどハングルの元は漢字ということをお伝えしましたが、それに伴い発音が似ている単語もたくさんあります。
たとえば「無料」と言う単語。実は韓国語でも日本語と同じ「ムリョ」と発音します。
また「家具」は韓国語で「カグ(가구)」、「算数」は「サンス(산수)」
と、このほかにも発音が同じの単語はたくさんあるため、日本人は他の国の人たちよりも明らかに韓国語の学習面では有利です。
このように日本語ユーザーにとっては韓国語は学校や教室に通わなくても、独学に必要なものさえ揃えれば、十分独学で学ぶことが可能です。
韓国語の独学の始め方
韓国語を独学する場合は下記の4つを勉強すればマスターできます!
①ハングル文字
②単語
③文法
④発音
一見、”勉強する事たくさんあるじゃん…”と思いますが、大丈夫!!
私が実際に独学をして、一番効果の高かった独学方法のみを紹介するので、韓国語習得までの一番の近道を皆さんにお教えしちゃいます!
独学で学ぶ韓国語の勉強法
韓国語を独学する場合、以下のステップ1~ステップ4の順で学ぶと効果的です。
ステップ1~2で韓国語を自分の頭に”インプット(頭に入れ)”、ステップ3~4でインプットしたものを実際に使ってみて”アウトプット(実践)”するという流れです。
インプットだけで終わってしまっては、知ってるのに使えないという勿体ない状況になってしまうので、最後のステップ4で必ず実践してみましょう。
STEP1:ハングル文字や文法などは参考書を使って独学する
まず初めにハングル文字と韓国語の文法を参考書を使って独学します。
韓国語初心者~入門のオススメの参考書はこちら。私が実際に独学時代に使っていて『効果があった参考書』を厳選して紹介しています。
この記事で紹介している参考書を使えば基本的な文字と文法は学べるので、初心者向けの参考書を終わらせるだけでもある程度の知識はつきます。
参考書は早ければ1~2週間程度、遅くても1ヵ月程度で終わらせられるものばかりなので、初級の参考書が終わったら中級の参考書を買い、どんどんレベルアップしていきましょう。
STEP2:単語帳を使って単語を覚える
ステップ2と言っていますが、ステップ1と並行して進めていただきたいのが、単語の学習。
オススメとしては1日に覚える単語数を決めるやり方。
例えば単語を1日に10個覚えるとすると、1ヵ月で300単語、1年間で3650単語も覚えることができます。
日常会話に必要な単語量は訳2000語と言われておりますので、1日に10単語ずつ覚えるだけで1年後には日常会話レベル以上の単語の知識がつくことになります。
文法にそこまで違いがない分、単語の知識量だけでも韓国語はかなり話せるようになりますよ。
ここで気を付けて欲しいのが”自分に合った単語帳を選ぶ”ということ!覚えやすく、楽しく韓国語を覚えられる単語帳を下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください!
STEP3:例文を音声と一緒に発音する
韓国語の基礎と単語の知識がある程度ついてきたら、リスニングとスピーキングの練習をしましょう。
スマホ、もしくはオーディオ機器で例文や韓国語の文章を聞きながら実際に発音する、「シャドウイング」をします。
YOUTUBEなどの映像を見ながらシャドウイングでもいいですが、最初は早すぎるためオーディオブックに載っている「旅行で使える韓国語」や「接客韓国語」などの教材を使ったシャドウイング」がオススメ。
オーディオブックであれば、最初の1か月は無料で利用できるので、3日坊主が心配な飽き性さんでも心配なく利用できます!
実際に韓国語を発音することによって、リスニングで聞き取れないところや発音できないところが分かってきます。それを何度も繰り返し練習することにより、独学でもリスニングや発音を上達させていくことが可能です。
STEP4:実際に韓国語を使って会話をする
ステップ1~ステップ3まで終えたら、もう仕上げ!実際に韓国語ができる人と韓国語を使って会話をしてみましょう。
今まで学んできたものを実際に自分で使ってみることで、初めて自分の力になります。
始めのうちは発音間違ったらどうしよう、通じなかったら嫌だなと臆病になってしまいがちですが、ここを乗り越えるか乗り越えないかでは韓国語の伸びに差が出てきます。
私がオススメする実践方法は2通り
韓国人の友達を作る
韓国語教室に通う
韓国人の友達を作る方法
一番手っ取り早いのがこの方法。もともと韓国人のお友達がいる方はそのお友達と韓国語で話してみてください!
韓国人のお友達が欲しいけど、どうやって出会ったらいいか分からない。と言う方は以前インスタグラムを通して韓国人のお友達がいるフォロワーさんにどうやって知り合ったかアンケートをとったので、⇓の記事を参考にしてみてください!
韓国語レッスンで実践する
アプリはちょっと不安…という方は韓国語レッスンなどを通して韓国語ネイティブ講師と会話をして実践するという方法もあります。
友達を相手だと、韓国語で会話をしている時に、”聞き返された”、”言ってることが意味わからないと言われた”、”通じてるのか不安”という悩みが出てきてしまいます。
なので「自信がない」「傷つきやすい」という方は最初は韓国語レッスンに通いましょう!
金額面で負担という方も、最近は1レッスン550円から始められるK Village Tokyo
韓国語の独学はテクニックよりも継続力
いかがでしたでしょうか?
本記事では韓国語を独学するにあたってのスタートアップと、独学方法を紹介してきました。
いろいろここまで言ってきましたが、独学する人達に一番大切なのはなによりも継続力。
どんな効率的な勉強法を知っていても、どんなに勉強が得意な人でも、毎日コツコツと継続する人には勝てません。
上記の勉強法を継続していくことで必ず韓国語は上達します。1年後、「やってきてよかった!」と必ず実感できます。
韓国語を独学しようか迷っている方は今すぐに韓国語の勉強を始めることをオススメします!
この記事がみなさんのお役に立ったら嬉しいです!
それでは今回はこの辺で!