こんにちは。ソウル在住、某有名韓国企業で通訳・翻訳の仕事をしているyukaです。
ずっと夢見ていた韓国留学。
社会人になってやっとお金をためて韓国留学に行こう!と思ったけど、
- 今から留学してキャリアに影響はでないか?
- 帰国後の進路はどうしよう?
- そもそも今から韓国留学しても韓国語はできるようになるの?
と、悩んでしまって本当に社会人の立場で留学するべきなのか迷っちゃう。
結論から言ってしまうと私は会社を退職して韓国に留学したことに後悔はありませんし、
韓国に留学したことで、結果的に日本で韓国に携わる仕事に就くことができ、そして結果的に韓国で韓国企業に就職し韓国語に携わるお仕事をさせていただけるようになりました。
社会人の韓国留学を成功させる5か条その①留学後の人生プランを考えておく
これがなかなか忘れがちなのですが、留学後の自分の進路を事前にイメージしておくのはとても大切です。
帰ってから考えればいいやと言っている人は、留学後結局留学前とあまり変わらない生活に戻ってしまうことが実際に多く見えました。
周りからも「留学するって言ってたのに遊んできたの?」と思われてしまわないように、
「留学後は韓国語をつかって~系の会社に入ってこんな仕事をしたい!」
または
「留学後は韓国で就活して韓国の企業に勤めたい」
といったような明確な人生プランを立てておきましょう。
人生プランが途中で変わってしまってもよし!
結局は「自分がこうなりたい、だから韓国留学に行くんだ」という明確な目的あることで、社会人で留学するという選択を無駄にせずに留学生活が送れます。
社会人の韓国留学を成功させる5か条その②留学中に達成する目標を具体的に決める
留学の経験を無駄にしないためにも留学中に必ず達成する目標を具体的に数字できめましょう。
一番分かりやすいのはTOPIK何級合格、ハングル検定何級合格などの試験系。私も実際に留学中にTOPIK最高級(6級)を合格するという目標をたてて留学に行き、留学半年でTOPIK6級に合格することができました。
目標があると留学している1日1日を無駄に過ごすことがなくなるので、数字での目標はかならず事前に立てるようにしましょう。
これは帰国後のプランとはちがい、最初の目標を最後まで変えないのがお勧め!
達成できそうな目標ではなくて、達成したい目標を設定するのがコツです!
社会人の韓国留学を成功させる5か条その③帰国後の再就職は留学中の実績にかかってる!
韓国留学を考えている社会人のみなさんは恐らく、帰国後は再就職を検討している方が多いかと思います。
そのときに一番重要なのが「留学中の実績」。これがあるとないとでは再就職の難しさが雲泥の差です。
私は留学中にTOPIK6級取得、語学堂卒業、そして通っていた語学堂で奨学生として選ばれたことを実績として再就職面接に望んだため、比較的スムーズに再就職先が決まりました。
しかし、やはりただなんとな~く留学していたという友人は日本での再就職にかなり苦戦していたようでした。
韓国で就職を考えてる方、韓国もしくは日本で進学を考えてる方も「留学中に何を達成したか」という実績は今後必須になるので、かならず目標を立てて実績をつくるようにしてください。
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社会人の韓国留学を成功させる5か条その④周りとは絶対にくらべない
社会人留学の特徴で、仕事をやめて学生になると最初は「また学生になれた」「好きなことが思いっきりできる!」という状況にハイになりがち。
しかしそれはほんの束の間。
時間が経つにつれ次第に「他の友達、同僚はしっかり仕事をしてるのに、自分はこんなことをしていていいのか」という自己嫌悪に落ちていく時期があります。
そして同時にSNSなどで日本の友達が働きながら、”リッチな食事”や”ショッピング”をしているのを見て、いいなぁと思っている自分に気づく。。。
でも、あなたは「韓国に留学して、その経験を今後のキャリアに活かす」という目標があるはず。
自己嫌悪やうらやましさに打ち勝つに為に、しっかりと自分のやりたいことを明確にしておき、自分の進むべく道ただひたすら進みましょう。
周りの人と自分の人生決してくらべてはいけません。
社会人の韓国留学を成功させる5か条その⑤できるだけネイティブONLYの生活をする
社会人の留学であれば、恐らく期間は「1ヵ月~1年」程度の留学を考えられているかと思います。
語学を学ぶ上で1ヵ月はもちろん、1年でも決して十分な時間ではありません。
しかし、その期間を同じ日本語を話す友達や語学堂の友達と過ごすのか、ネイティブに囲まれて過ごすのかでは明らかに韓国語の実力(会話や発音、表現方法)の点で差が開いてきます。
語学堂や語学学校に通うと、周りは韓国語を学びに来た学生ばかり。ネイティブではないためお互い「この表現合ってるのかな…?」と探り探りの会話になりがち。
日本語で話す友達や語学堂の友達は、留学中の苦労を共にできる最高のパートナーなので、決して仲良くするなとはいうわけではないのですが、できるだけ放課後はネイティブの友達と過ごすことでより早く、効率的に韓国語を習得できます。
韓国留学で結果を残せるか不安な人は…
ここまで紹介した通り、”社会人で留学”てなんかキラキラしているように見えますが、実は結果を残すためにはかなり自分にストイックになる必要があります。
家族も友達もいない状況でスタートするストレスの中で目標に向かって努力をするということはかなりの覚悟と決心が必要です。
しっかり考えてみた上で、
「やっぱり私は仕事をしながら韓国語を勉強したい」
「仕事を空けるリスクを考えるとちょっと留学は無理そう」
「趣味程度で韓国語ができればいいかな」
と判断できるのも大変立派なことだと思います。
そんな方は、わざわざ留学をする必要なく、日本国内でもネイティブから韓国語を学ぶことができる手段がたくさんあるので、そういったものを活用する方法をオススメします。
努力で韓国留学を意味のあるものにしよう!!
いかがでしたでしょうか。
上記の記事をまとめると以下の通りです。
韓国留学を成功させる5か条
- 大体の人生プランを立てておく
- 目標を設定する
- 実績を得る
- 周りと比べない
- 韓国ネイティブと仲良くする
この5か条を頭において、しっかり目標に向かうことで、後に韓国に留学してよかったと思える日がきます。
留学はどうしても行ったことで満足してしまう人が多い傾向にあるので、いかに留学を「キャリアアップの手段」として利用できるかが重要になります。
もしも今、社会人という立場で韓国留学にいくか迷われている方は、この記事を参考にしていただければ大変うれしく思います。