アンニョンハセヨ。
韓国でOLの仕事をしているyukaです。
韓国ドラマを見ていると「ボヤ?」と言っているのを聞いたことがありませんか?
正解から先に言ってしまうと「ボヤ」は日本語で「何?」という意味になります。
しかし実はこの「ボヤ」は正しい韓国語ではなく、私たちの聞き間違いなんです!
今回の記事では韓国語の「ボヤ」の正しい意味と発音、使い方などを紹介していきます!
韓国語の「ボヤ」の意味は?発音は?
韓国語の「ボヤ」は「뭐야」と書き、日本語で「何」という意味で使います。
しかしちょっと気を付けてほしいのが、「ボヤ」はとっても親しい仲同士でつかう”タメ語”の表現。
なので、目上の方や自分より年が上の方、初対面の人には使わないように注意しましょう!
韓国語の「ボヤ」の発音は聞き間違い
ドラマでも「ボヤ」というセリフを良く使っていますが、実はこの「ボヤ」は聞き間違い。
韓国語ネイティブ達は「ボヤ」とは言っていません!
「뭐야」を正しく発音すると「ボヤ」ではなく、「ムォヤ」が正しい発音になります。
韓国語の「ㅁ(m)」の音は、日本語よりもやや鼻にかかった感じの発音になるため、私たちの耳には「ムォヤ」ではなく、「ボヤ」と聞こえてしまうのだとか。
「ボヤ」を韓国語にすると「보야」と全く違う文字になってしまうので、韓国の人に対して使う場合は「ボヤ」ではなく「ムォヤ」と意識して発音すると伝わりやすいです。
韓国語の「イゲボヤ」の意味は?
「ボヤ」の他にも「イゲボヤ」という表現を聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。
「イゲボヤ」も同様に「ボヤ」ではなく、正しくは「이게 뭐야(イゲムォヤ)」と発音します。
「이게 뭐야(イゲムォヤ)」は「これは何」という意味。
「이게(イゲ)」は「이 것이(イゴシ)」を略した形で、日本語にすると「これは」になります。
「이게 뭐야(イゲムォヤ)」も「뭐야(ムォヤ)」同様に非常にフランクな表現となるので、使い方には十分注意しましょう。
「ボヤ」の使い方・フレーズを紹介
次に実際に韓国人が使う「뭐야(ムォヤ)」の使い方やフレーズなどを紹介していきます。
韓国ドラマやアイドルの会話などで耳にしたこともあるようなフレーズばかりです。
是非覚えて使ってみてください!
이름이 뭐야?
読み方:イルミ ムォヤ
意味:名前は何?
번호가 뭐야?
読み方:ボノガ ムォヤ
意味:電話番号は何?
이 동물이 뭐야?
読み方:ボノガ ムォヤ
意味:この動物は何?
「ボヤ」の丁寧な表現は?
「ボヤ」の丁寧な言い方は「뭐예요?(ムォイェヨ)」もしくは「뭡니까?(ムォムニッカ)」。
どちらも語尾を上げ気味で発音すると質問しているニュアンスが伝わりやすいです。
「뭐예요(ムォィェヨ)」も「뭡니까(ムォムニッカ)」もどちらも「何ですか?」という意味ですが、「뭡니까(ムォムニッカ)」は少々堅い表現なので、日常生活で使う時は「뭐예요(ムォィェヨ)」を使われることをオススメします!
意味 | ニュアンス | |
뭐예요 | 何ですか | やわらかい表現 |
뭡니까 | 何ですか | かしこまった表現 |
「ボヤ」以外で「何」を表す韓国語
「ボヤ」以外の言い方でも「何」をあらわす韓国語はたくさんあります。
様々な表現を使って「何?」と質問してみましょう!
뭔데? ムォンデ (何なの・何)
「ボヤ」と同じ意味で「何?」と聞く時や「何なの?」と強めに言いたい時に使える表現です。
※言い方次第では「何なんだよ」というキツイニュアンスで捉えられてしまうので注意して使いましょう。
아까부터 계속 뭔데?
読み方:アッカブト ケソッ ムォンデ
意味:さっきからずっと何なの?
네 담당 선생님 이름 뭔데?
読み方:ニ タムタン ソンセンニム イルミ モンデ
意味:あなたの担任の先生の名前なに?
뭔지? ムォジ (何だろう)
「~지(ジ)」を付けることで、独り言で使える表現になります。
이 소리 뭐지?
読み方:イ ソリ ムォジ
意味:この音なんだろう
이 감정 뭐지?
読み方:イ カムジョン ムォジ
意味:この感情何だろう
왜? ウェ(何?・なぜ?)
本来は「なぜ?」という意味の「왜?(ウェ)」ですが、時々「何?」という意味でも使われます。
그래서 왜?
読み方:クレソ ウェ?
意味:だから何だってのさ
왜? 뭐가 그렇게 웃겨?
読み方:ウェ ムォガ クロケ ウッキョ
意味:何?何がそんなに面白いの?
実際に「ボヤ」を使って会話をしてみよう!
いかがでしたでしょうか?
「ボヤ」は韓国語で「뭐야」と書き、正しい発音は「ムォヤ」です。
ドラマで「ボヤ?」というフレーズを聞いたらもう一度よく聞いてみて「ムォヤ」と発音しているかどうか確認してみるのもいいかもしれません。
意味は「何?」といういつでもどこでも使える便利なフレーズなので、親しい韓国人の友人や後輩など、親しい間柄の人に実際に使ってみましょう。
それでは今回はこの辺で!