アンニョンハセヨ。
韓国でOLしながら翻訳・通訳の仕事をしているyuka(@allaboutkankoku)です。
接続詞の「そして」「それから」「それと」は文章と文章を繋ぐ役割をし、細かく説明したり、前後の事柄を付け加えた文章を作ることができます。
今回は韓国語で「ご飯を食べました、それからデザートも食べました」のような文章を作れるようになるために、
接続詞「そして」や「それから」「それと」の韓国語を分かりやすく解説していきます!
韓国語で「そして」は?
日本語は「そして」「それから」「それと」は別々の単語ですが、韓国語は全て
「그리고」になります。
- 果物を買った。そして夜に食べた
- 果物を買った。それから肉屋にも行った。
- 果物を買った。それと肉も買った。
これらの文章にある「そして」「それから」「それと」は全て「그리고」を使って
과일을 샀다. 그리고 저녁에 먹었다.
(果物を買った。そして夜に食べた)
과일을 샀다. 그리고 고기집에도 갔다.
(果物を買った。それから肉屋にも行った。)
과일을 샀다. 그리고 고기도 샀다.
(果物を買った。それと肉も買った。)
と表すことができます。
韓国語の「そして」の発音のポイントは?
韓国語の「そして」の「그리고」を発音するときのポイントは
그の部分は口を「い」の形にして「く」と発音することです。
なかなか日本語にはない発音なので初めのうちは発音しにくいかと思いますが、練習すればそこまで難しい発音ではありません。
また韓国ドラマや韓国のバラエティ番組を見ていると「그리고」を「그리구」と発音している場合があるかと思います。
特に意味が変わることはなく、「고」を「구」と発音するのが、京畿道の方言であるとか。
その他にも「私も」の「나도」を「나두」と発音したりすることもあり、なんとなくより柔らかい印象になります。
韓国語の理由を表す「そして」は「그래서」を使う
先ほど「そして」は「그리고」とお伝えしましたが、
理由を述べる時につかう「だから・それゆえ・そして」は「그래서」を使います。
「그리고」との違いは
「그리고」は時間の系列を表すのに対し
「그래서」は理由を表すという点。
例えば「試験に落ちた。そして今年もう一度受験する」の「そして」は「だから」に置き換えることができ、「もう一度受験をする」理由を表している為「그래서」を使うことができます。
韓国語の接続詞「そして」を使った例文を紹介
自然な使い方を理解するために韓国語の「그리고(そして)」を使った例文を紹介していきます。
梨、それからみかんも好きです。
배 그리고 귤도 좋아합니다.
雨が止み、そして晴れた
비가 그쳤다. 그리고 하늘이 맑아졌다.
優しく、そして美しい女性
착하고 그리고 아름다운 여성.
私の家族は、父と母それと妹がいます。
제 가족은 아버지 어머니 그리고 여동생이 있습니다.
「そして」の代わりに使える韓国語の単語
「そして」に似た意味の代わりに使える韓国語の単語を紹介します。
「그리고」や「그래서」の代わりに使うことで韓国語のより細かいニュアンスや様々な言い回しができるようになります。
併せて
아울러
「아울러」は日本語で「併せて」「付け加えて」という意味。
日本語の「併せて」と同様に堅い印象があり、フォーマル場面でよく使われる単語です。
「아울러 감사의 말씀을 드립니다(併せてお礼申し上げます)」などという風に使われることが多いです。
一緒に
같이
「같이」は「一緒に」という意味の単語。
「これと、これも一緒にください」などと言いたい時には「그리고」を使って「이거랑 그리고 이거도 주세요」もしくは「이거랑 이거도 같이 주세요」と言う使い方をします。
そのあとで
그리고 나서
「그리고」に「나서」が付いた形のフレーズです。「나서」は「次に」という意味があり、
直訳すると「そしてその次に」という意味になります。
「설거지 하고 그리고 나서 빨래도 한다(皿洗いをしてそのあと洗濯もする)」といったように、時間の前後をはっきりと示したい時に使われる表現です。
韓国語の接続詞「そして」を使って時間の系列を表す文章を作ってみよう
いかがでしたでしょうか。
韓国語で「そして」は「그리고」を使い、理由を表す「そして」は「그래서」を使います。
接続詞を使うことで時間の系列や理由がはっきりとし、より分かりやすい文章を作ることができるようになります。
ぜひ韓国語「そして」を使って文章を作りながら練習してみてくださいね。
それでは今回はこの辺で!