アンニョンハセヨ。
独学で韓国語の勉強をスタートし、留学も経て現在は韓国でOLしながら翻訳・通訳の仕事をしているyukaです。
この記事では
とお悩みの方に、現在韓国語の翻訳家の仕事をしている私が
韓国語単語の覚え方についてのコツを紹介していきます。
私も実際に、単語を覚えるのにほんっとーーーに苦労しました…。
以前の私は
- 暗記は苦手
- なんなら勉強も苦手
- その上要領も悪い
この3つを全て兼ね備えており、「単語の覚え方」についてのレポートが100枚くらいかける程、いろんな方法を試したと思います。笑
その結果、単語を覚えるのに「5つのポイント」があると気付き、そのコツを意識したことで、語彙力が付き、現在は翻訳家として毎日新しい専門的な韓国語の単語を覚えられるようにまでなりました。
この記事では私が実践している「韓国語単語の覚え方の5つのコツ」を紹介していきます。
前提:韓国語単語の覚え方は「暗記しない」こと!
本題に入る前に、これから解説する韓国語単語の効率よい覚え方の前提はズバリ、
「暗記をしないこと」
「暗記がだめならどうするの?」と思われるかと思いますが、韓国語の単語の学習は暗記でなく、どちらかというと、「習得」を意識されながら進めていくことをオススメします。
実際にいろいろな単語の覚え方を試した結果、どちらかというと単語は「覚える」ものではなく「習得する」ものなのではないかと言う結論にたどり着きました。
習得して自分で使えなくては意味がないですもんね。
なので、これから紹介する単語の覚え方は「暗記で覚える」よりも
ということに軸を置いて説明していきます。
韓国語単語の覚え方のコツ
それでは本題の覚え方のコツについて説明していきます。
先に言ってしまうと、単語の覚え方のコツは以下の5つです。
- 文章やフレーズで覚える
- 音で聴いて発声する
- アウトプットをする(一人でもできる方法)
- 復習は必須
- 漢字語を覚える
それぞれ詳しく説明していきます。
韓国語単語の覚え方①文章やフレーズで覚える
単語を覚えるときに、単語のみで覚えず文章やフレーズを使って覚えることをお勧めします。
その理由は、単語だけを覚えても頭にも定着しにくくすぐ忘れてしまうから。
例えば『냉장고 (冷蔵庫)』という単語を覚えても実際には、
냉장고 안에 있는 물 꺼내줘(冷蔵庫の中にある水取って)
のような文章で使いますよね。
またフレーズのなかには「冷蔵庫(냉장고)」「中に(안에)」「ある(있는)」「水(물)」「出して、取り出して(꺼내줘)」などといった5つの単語も含まれています。
その為単語だけで覚えると「冷蔵庫」しか覚えられませんがフレーズや文章で覚えると一気に5つの単語を覚えることができます。
このブログでもたくさんのフレーズを紹介していますし、
以下の記事で紹介している単語帳も単語と一緒にその単語を使ったフレーズが載っています。
こういったツールを利用しながら文章で単語を覚えて行くようにしましょう。
韓国語単語の覚え方②音で聴いて発声する
ここで使えるのが、音で聴いて発声して覚える方法。
独学を始めてから今もなお実践している単語の勉強法です。
やり方は簡単。次の手順で行います。
とこのように繰り返していくと、いつの間にか文章全体を覚えることができます。
またこの方法は
- 発音練習にも効果的で、
- 実際に韓国の方と話す時に自然と覚えた文章を使うことが出来る
というメリットだらけ。
今はオーディオブックなどのアプリでも「キクタン韓国語」など、韓国語フレーズのリスニングをすることができるので、単語帳についているCDをスマホに取り込んだりするのが面倒くさい方でも簡単に韓国語のリスニングができます。
オススメのオーディオブックの教材は以下のページで紹介しています。
韓国語単語の覚え方③アウトプットをする(一人でも可能)
覚えた単語やフレーズはアウトプットをしましょう。
「実際に韓国の人に使いたいけど、相手がいないからなぁ~」と思っている方でも大丈夫です。
私の場合は、毎日韓国語で日記を書き、覚えた単語やフレーズを実際に使ってアウトプットしていました。
覚えた単語を自分で実際に使ってみることで
- 忘れにくくなり、
- 曖昧だった部分が浮き彫りになりそこをまた復習する
という対策まで実施できます。
SNSで日記を書くのもいいですし、もちろん手書きの日記でも構いません。自分が楽に続けられる方法で行いましょう。
私が実際に韓国語の日記を書いていて実感した効果は以下の記事にまとめています。
韓国語単語の覚え方④復習は必須
復習は必ずするようにしましょう。
どんなに頑張って覚えても人間であれば必ず忘れてしまうものです。
心理学者のヘルマン・エビングハウスが導き出した「忘却曲線」というものがあり、
人間の頭は
と言う風に作られているらしいのです。。。残酷。。
このパーセンテージを見ると、出来れば1日後、4日後、7日後と復習するのがベストですが、
時間が取れない場合、ちらっと単語を見てまた頭に入れるだけでも忘れにくくなります。
私の場合は前の日に覚えた単語を次の日にもう一度リスニングのみで復習し、1週間に1回まとまった時間が取れるときにしっかりと復習していました、
韓国語単語の覚え方⑤漢字語を覚える
韓国語の単語の覚え方のコツ最後の方法は、漢字語を覚えること。
韓国語には漢字語があり、漢字語を覚えることだけでまだ勉強していない単語も理解できるようになり、韓国語の単語力が一気に何倍…何十倍と激増します。
韓国語の漢字語を覚えるメリットや、漢字語を簡単に覚えられるコツは以下の記事で詳しく解説しているので、漢字語を覚えて韓国語の語彙力を一気に伸ばしたい方は参考にしてみてください。
まとめ:単語を覚えて韓国語を上達させよう!
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめはこちら
- 単語は暗記せず習得することを意識
- フレーズや文章を使って覚える
- 耳から聞いて発音して覚える
- 日記を書いてアウトプット
- 復習は必ず!
- 漢字語を覚えて語彙力アップ
すこしボリューミーな内容でしたが、どれも実際に私が行っていた単語の勉強法です。
単語を覚えて行くと、自分で表現できる範囲がどんどん広がり、韓国語を使うのがとっても楽しくなります。
単語の勉強は一番大変で退屈ですが、しっかりと単語を覚えることで、後々差が出てきます。
一生懸命単語を覚えて行くことで、必ずあの時勉強してよかったと思えるので、ぜひこの単語の学習法を実践してみてください。
それでは。ここまで!