この記事ではそんな悩みを解決します。
本記事の内容
・多くの人が中級以上にならない理由
・韓国語を上級レベルにする勉強法
この記事を書いている私は、3年間の韓国語の学習期間を経て、現在韓国にて日韓の翻訳・通訳の仕事をしています。
中級レベルから上級レベルへ移るときが一番が大変でしたが、継続することでいつのまにか上級に達していた!という感じでした。
上級レベルまでいくと、韓国語での自然な会話が可能になり、仕事で韓国語が使えるようになったり、人に韓国語を教えることができるようになったりと、韓国語が自分の人生に影響を与えはじめます。
韓国語が一定レベル以上伸びない、または韓国語を上級レベルにしたい!という方はぜひご覧ください。
韓国語が中級から伸びにくいのは勉強法がわからないから
韓国語の中級以上は伸びにくいといわれる理由は主に2つあります。
・上級へステップアップできる勉強法がわからないから
・今の現状に満足してしまい、それ以上のステップに進むのが面倒くさい
韓国語の勉強を始めた人で、“韓国語はある程度はわかるけど、上級レベルではない人“が多いのは恐らくこの二つのどちらかが理由ではないかと思います。
反対に上級へステップアップできる勉強法が明確になっていて、自分自身でもっと韓国語が上手になりたいと思うことで、誰でも韓国語上級レベルになることは可能です。
それでは中級から上級にステップアップできる勉強方法とは何か次の項で詳しく解説していきます。
韓国語が中級から上級レベルへ上達する勉強法
この記事で紹介する勉強法は以下の4つ。
・中級以上向けの参考書を購入する
・韓国のニュースを使う
・韓国語の書籍を読む
・ドラマを使ったシャドウインング
それぞれ詳しく説明していきます。
中級以上向けの参考書を使って勉強する
中級レベルに達したら、上級へステップアップできる参考書を購入しましょう。
中級になれば文法や活用等の基礎的な情報はもう必要ないので、例文を中心とした参考書を購入して勉強することをお勧めします。
韓国語の参考書は初級用かもしくはハン検・TOPIKなどの試験用の参考書が多く、中級用のテキストを探すのが難しい中、こちらの記事”中級の韓国語テキストはこの2冊のみでOK!【伸び悩んでる方必見です】”でも紹介している「日常韓国語会話ネイティブの公式」という参考書は、中級~上級レベルの自然な韓国語の例文が掲載されており、中級から上級へステップアップをしたい方にぴったりの内容です。
この参考書の表現を一通り覚えれば、韓国語で言いたいことが言えない悩みは解消されるはずです。
シャドウイング【スピーキング&発音】
シャドウイングをプラスすることで、中級以上の方にも大変効果的になります。
シャドウイングとは耳で聞いたフレーズをそのまま口に出して言うトレーニング方法。通訳士も行っている効果が実証されているトレーニング方法です。
これがスピーキングや発音のに大変効果的。 特に中級以上となると求められるのがスピーキング力なので、独学中の人やスピーキングに自信のない方はぜひ試してほしいトレーニング方法です。
シャドウイングはYouTubeを使ったり、Newsを使ったりと様々な方法がありますが、私がオススメするのは「オーディブル」や「オーディオブック」などのオーディオサービスを使ったシャドウイング。
多様な韓国語の教材を聞き放題で利用でき、また速度も調節可能なの、シャドウイングにピッタリです!
韓国のニュースサイトを見る【リスニング&単語】
こちらは韓国のニュースサイトを使った勉強法です。
韓国語でニュースを見るメリットはたくさんありますが、大きく分けると以下の2点があります。
難易度の高い単語を覚えられる
リスニングがかなり伸びる
上級レベルを狙う方は日常レベルの単語よりも高いレベルの単語を学習する必要があります。
ニュースは日常で使われつつも、高いレベルの単語を使用しているため、難易度の高い単語を学習するのには最適です。
また、ニュースのスピードは韓国人が聞き取りやすいスピードで話しているため、参考書や韓国語のテストのリスニングよりも早いスピードで進んでいきます。 そのためニュースのスピードをリスニング教材として聞いていることで、韓国語本来のスピードに耳がなれ、結果として韓国のリスニングがかなり上達します。
韓国語のニュースを使った勉強方法
ニュースを使った具体的な勉強方法は、映像で流れる音声どおりに記事が書かれているものをピックして、文字を追いながらリスニングを繰り返す。
わからない単語は事前に調べておきましょう。 はじめのうちは天気予報から初めてみると、比較的入りやすいです。
韓国語の学習に使えるニュースサイトを参考までに載せておきます。
韓国語の書籍を読む【リーディング】
韓国語の書籍はなるべく読まれることをおすすめします。
リーディングの勉強になりますし、韓国語の自然な文章表現を学ぶことができます。
まだ韓国語の書籍を読んだことがないという方には以下の2つを基準に選ばれると比較的スムーズに韓国語で本が読めるでしょう。
本を選ぶポイント
- 小説
- 日本人作家
私が実際に韓国語の勉強の為に読んだ本の中でオススメできる書籍を以下の記事で紹介しています。
ここまで勉強法を紹介してきましたが、どれも実際私が中級→上級へとステップアップする段階で行っていた勉強方法です。
これにプラスして“韓国語がわかる人とと韓国語で会話する”ことで、上級もしくはそれ以上の韓国語レベルにすることが可能です。
語学は実践が全てですので、必ず学んだことを実践するようにしましょう。
近くに韓国語がわかる人がいない場合は韓国語のレッスンを利用して韓国語の会話を実践することをおすすめします。
私はこの勉強方法を続けていた結果、韓国語を使って仕事をすることができるようになりました。
またなによりうれしかったのが、韓国の人と冗談が言い合えるようになったこと。 以前は笑う場所で理解できなかったりともどかしい思いをしましたが、同じ場所で一緒に笑えるのはかなりうれしかった思い出があります。
韓国語が上級になれば人生の選択の幅が広がります。
ここまで、中級から上級にレベルアップできる勉強方法を紹介してきましたが、 韓国語が上級になれば人生の選択の幅が広がります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当です。
韓国語が上級になると、 世間一般的には“韓国語ができる人材”となります。 仕事面ではもし韓国の取引先がいれば、担当を任される可能性もありますし、韓国語が活かせる仕事に就くこともできます。 ドラマも字幕なしで見れるようになりますし、韓国人と自然に笑いあいながら会話することも可能です。 進級や進学にもプラスになるかもしれません。
現在中級で停滞してしまっている、初級のころのわくわくがだんだん少なくなっていき、モチベーションが下がっているという方は、ここで一度踏ん張ってみることをお勧めします。
中級を制覇したらもうこの先は楽しんで学ぶことができます。ぜひここで諦めず続けてください。
あなたは着実に韓国語マスターまでの階段を上っていますよ!
ぜひこの記事を参考に、みなさんの韓国語学習に役立ててください。
それでは今回はこの辺で!
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