今回はこういった内容にお答えします!!
TOPIKやハングル検定で避けて通れないのが長文読解。難易度も高く点数を落としやすい箇所でもあります。
しかし、そんな一見難しい長文読解ですが、実はコツをつかんで勉強をすることで、一番点数が上がりやすい部分でもあるんです!!
大きく分けて3本立てて紹介していきますね。
ハングル検定・TOPIKを受験したことないといかたは、まずこちらの記事からご覧ください
韓国語の長文読解の点数が上がらない原因3つ
韓国語の長文が読めない…
点数が上がらない…
といった原因は大きく分けると以下の3つのどれかに当てはまるかと思います。
①単語の問題
②読めるけど全体的に何を言っているのか分からない
③途中の文が理解できない
その①:単語の問題
文章の中にわからない単語が多く含まれていると、もちろん文章の意味を理解することは難しいです。
特に試験の級が上がるにつれて、出題される単語も多くなり、かつ難易度も上がっていきます。
どれだけ文章を早く読めても単語力がなければいい点数を取ることは不可能です。
まずは基本の単語力をつけることから始めましょう。
その②:読めるけど全体的に何を言っているのか分からない
じつはこれ、読めた気になっているけど実は読めていない!というケースが多いです。
なんとなく流し読みをしていて、単語の意味は分かるけど、文章になると分からなくなってしまうというパターン。
こちらの対処法はただ一つ。一文一文の意味を確実に理解できるように練習するということ!
短い文章でもいいので、文章の意味を考えながら読む癖をつける。そうすることで長文を読んだ時でも意味が良く分からない…ということはなくなります。
その③:途中の一文が理解できない
おそらく、このケースが一番多いのではないでしょうか。
私も長文読解をしながら恐らく重要であるだろうこの一文だけ意味が分からない!
と苦労した思い出があります。
こういった途中で分からない文がでてくるのは、まさに問題作成者の意図。重要な1文だけ難しくすることで点数に差をつける作戦です。
しかしこれも読み解くと①の単語の意味が分からない、②文章の意味がはっきり理解できてないのどちらかに当てはまるので、自分がどこで躓いているのか見分け、その弱点を補うことで、リーディングの点数は目に見えて上がるでしょう。
以上の点を踏まえて、長文読解の点数がアップする勉強方法を次の項で紹介します。
普段からできる長文読解の得点がアップする習慣
得点アップに必要な習慣は以下の3つを意識しましょう!
①毎日の単語の勉強は必須
②毎日なにかしらの長文を読む
③問題を解いた後は復習を
その①:毎日の単語の勉強は必須
1日10単語ずつでもいいので、新しい単語は覚えるようにしましょう。
先ほども述べたとおり、長文読解においては単語力が最も重要と言ってしまっても過言ではありません。
単語を知っている知っていないで、合格・不合格が分かれてしまう程。
まずは単語力をつけるところから始めましょう。単語帳を買って1冊まるまる覚えるだけでも点数はかなり上がるはずです。
その②:毎日なにかしらの長文を読む
毎日韓国語の長文に触れましょう。
文章のジャンルは問いません。自分が読みやすいもので問題ないです。
ニュースや、芸能記事などは韓国の検索サイトNAVERで無料で閲覧することができます。
ニュースはちょっと興味がないという方は、韓国語の本を買って毎日少しずつ読まれることをオススメします。
初心者でも辞書を引きながら読むことができる韓国語の書籍を以下の記事で紹介しています。
その③:問題を解いた後の復習は必ずする!
練習問題を解いたら必ず復習をしましょう!
長文読解の練習問題は解いて終わりにしてしまいがちですが、実は長文は「単語」「文法」「活用」全て含まれているため、自分の不足してるポイントを探すのにとっても効果的。
復習を行うことで自分の足らない部分探すことができ、足らない部分を集中的に学習することで長文読解の点数はもちろん、韓国語の実力がぐんと伸びます。
このように日々の習慣で韓国語の長文読解の点数はアップしますが、やるからには高得点を取りたい!
と思った方に、次の項目で長文読解で高得点を狙える裏技を紹介します。
韓国語の長文読解で高得点を狙う裏技
韓国語の長文読解で高得点を狙う裏技は下記の通り。
①問題を先に読む
②パラグラフごとに内容を整理
③答えに迷ったら断定している選択肢は避ける
詳しく説明していきます。
その①:問題を先に読む
長文読解の問題は先にざっと目を通しておきましょう。
そうすることで、長文を読み進める際に、どこをポイントに文章を読めばいいかが自然と分かってきます。
先にこの文章にはどういった内容が書かれているかも知ることができるのでオススメです。
②パラグラフごとに整理(流れ変→まちがってるかも?!)
文章を読み進める段階で、パラグラフごとに内容を簡単に整理しましょう。
その中で急に話がおかしくなったり、意味が分からなくなってしまった部分は理解が間違っている可能性高です。
もう一度戻って、内容をしっかり確認してみましょう。
長文になればなるほど、内容がごちゃごちゃしてきちゃうので、パラグラフごとに筆者の言いたいことをとらえて置くと、長い文章でも迷子になることはありません。
その③:答えに迷ったら断定している選択肢は注意
もしも答えに迷ったときは、断定してる答えの選択肢は注意が必要です。
例を挙げると
절대 ~ (絶対~)
반드시 ~ 해야한다(必ず~しなければならない)
틀림 없이~(間違いなく)
こういった断定のワードは、本当に断定できるのかどうかをしっかりと確認したうえで選択する様にしましょう。
断定のワードが含まれてる答えの選択肢はひっかけの選択肢である場合が多いです。
練習問題を解くのが一番の近道
ここで述べた点を全て実行するのと同時に並行して進めていただきたいのが「練習問題を解く事」。
試験の出題方法であったり、傾向はやはり過去問や練習問題を通してじゃないと分かりません。
練習を重ねていくことで、問題を読解するときのコツも掴むことができます。
私がお勧めする練習問題集もいくつか貼っておきますので、参考にしてみてください。
こちらのシリーズは3回の模擬試験があるので、練習問題を解くのにも十分!
- 作者:韓国語評価研究所/Hana
- 出版社:HANA
- 発売日: 2014年12月
- 作者:韓国語評価研究所/Hana
- 出版社:HANA
- 発売日: 2015年02月
ハングル検定は、こちらの実戦問題集が使いやすかったです!5級~あるので自分のレベルに合わせた参考書を買いましょう!
まとめ:韓国語の長文読解は日々の積み重ねで必ず伸びる!
いかがでしたでしょうか。
一番難しいと思っていた韓国語の長文読解ですが、頑張り次第で一番目に見えて成果がでるのもこの分野です。
もし現在点数で伸び悩んでいる方はまずはこちらの記事で紹介した方法を実践してみましょう!
リーディングのスキルアップの習慣を継続することで、テストの点がアップするだけでなく、韓国語の書籍やネット記事までスラスラと読めるようになるはずです。
読解力をアップさせ、ハングル検定・TOPIKで高得点を狙いましょう!