韓国語で「先生」は?間違えると失礼な呼び方と쌤の使い方を徹底解説

📝 この記事の結論
韓国語で「先生」は「선생님(ソンセンニム)」。
ただし「선생님」だけ覚えればOK…ではありません。
親しい先生に使える「쌤(ッセム)」、大学では必須の「교수님(キョスニム)」など、
場面を間違えると失礼になる呼び分けがあります。。
この記事で「どの場面で・誰に・どの呼び方を使えばいいか」を徹底的に解説します!
アンニョンハセヨ。
韓国で働きながら、韓国語の教員養成課程を卒業したyuka(@allaboutkankoku)です。
韓国語で「先生」って何て言うか知ってますか?
実はこの「先生」という言葉、韓国では日本とはかなり使い方が違うんです。
美容師さんにも「先生」を使ったり、知らない人にも「先生」と呼んだり。。
逆に大学では「先生」と呼んだら失礼になることも。
この記事では、韓国語教員養成課程を修了し、韓国現地企業で通訳・翻訳の経験のある私YUKAが、
韓国語の「先生」の正しい発音・親しみを込めた呼び方・〇〇先生の言い方一覧・注意点まで、まるっと解説していきます!
これを読めば、韓国語の「先生」に関する知識は完璧になりますよ。
韓国語で「先生」は?선생님の意味と発音
韓国語で「先生」は「선생님(ソンセンニム)」と言います。
漢字で書くと「先生」をそのまま韓国語読みした「선생(ソンセン)」に、「~様」を意味する「~님(ニム)」がくっついた形です。
つまり直訳すると「先生様」という意味。
日本では「先生」だけで十分ですが、韓国ではこの「님(ニム)」を必ず付けます。
韓国語の漢字語の規則を知っていると、「先生→선생」のように漢字の熟語をカンタンに韓国語読みできるようになります。
선생님の正しい発音のコツ
「선생님(ソンセンニム)」はカタカナだと「ソンセンニム」ですが、実はちょっとだけ難しい発音が隠れています。
ポイントは「생」のパッチム「ㅇ(イウン)」の音。


「ㅇパッチム」の発音、実はカンタン!
日本語の「りんご」の「ん」を言ってみてください。
舌がどこにもくっつかず、鼻から「んぐ」と抜ける感じがしませんか?
これが韓国語の「ㅇ(イウン)」パッチムの音(=「ng」の音)です!
一方、「선(ソン)」の「ン」は「ㄴパッチム」で、こちらは舌先が上の歯の裏にくっつく「ン」。
日本語の「あんない」の「ん」と同じです。
つまり선생님には2種類の「ン」が入っているので、
「ソン(舌つく)セン(鼻抜け)ニム」と意識するとネイティブに近づきます!
パッチムの発音にまだ自信がない方は、先にこちらの記事で基礎を固めるのがおすすめです!
韓国語の「〇〇先生」一覧【場面別まとめ】
韓国語で「〇〇先生」と名前を付けて呼ぶ方法は、とてもシンプルです。
名前のフルネーム or 下の名前 + 선생님でOK。
| 日本語 | 韓国語(読み方) |
|---|---|
| キム先生 | 김 선생님(キム ソンセンニム) |
| パク先生 | 박 선생님(パク ソンセンニム) |
| ミンジ先生 | 민지 선생님(ミンジ ソンセンニム) |
| 田中先生 | 다나카 선생님(タナカ ソンセンニム) |
苗字だけ?フルネーム?どっちが自然?
韓国では日本のように「苗字+先生」で呼ぶことも多いですが、韓国人の苗字は「キム」「パク」「イ」など同じ苗字の人がとても多いため、区別するためにフルネーム+선생님で呼ぶケースも日常的です。
また親しい場合は、下の名前+쌤(例:민지 쌤)と呼ぶのも自然です。
続いて、場面ごとの「〇〇先生」の言い方を一覧で見ていきましょう。
学校関連の「先生」
| 日本語 | 韓国語(読み方) |
|---|---|
| 学校の先生 | 학교 선생님(ハッキョ ソンセンニム) |
| 校長先生 | 교장 선생님(キョジャン ソンセンニム) |
| 教頭先生 | 교감 선생님(キョガム ソンセンニム) |
| 小学校の先生 | 초등학교 선생님(チョドゥンハッキョ ソンセンニム) |
| 中学校の先生 | 중학교 선생님(チュンハッキョ ソンセンニム) |
| 高校の先生 | 고등학교 선생님(コドゥンハッキョ ソンセンニム) |
| 幼稚園の先生 | 유치원 선생님(ユチウォン ソンセンニム) |
| 塾の先生 | 학원 선생님(ハグォン ソンセンニム) |
| 家庭教師 | 과외 선생님(クァウェ ソンセンニム) |
語学関連の「先生」
| 日本語 | 韓国語(読み方) |
|---|---|
| 韓国語の先生 | 한국어 선생님(ハングゴ ソンセンニム) |
| 日本語の先生 | 일본어 선생님(イルボノ ソンセンニム) |
| 英語の先生 | 영어 선생님(ヨンオ ソンセンニム) |
病院関連の「先生」の呼び方
| 日本語 | 韓国語(読み方) |
|---|---|
| お医者さん | 의사 선생님(ウィサ ソンセンニム) |
| 獣医さん | 수의사 선생님(スウィサ ソンセンニム) |
| 歯医者さん | 치과 선생님(チグァ ソンセンニム) |
| 看護師さん | 간호사 선생님(カノサ ソンセンニム) |
어제 동창회 갔더니 초등학교 선생님도 계셨어!
読み方:オジェ ドンチャンフェ カットニ チョドゥンハッキョ ソンセンニムド ケショッソ 意味:昨日同窓会に行ったら小学校の先生もいらっしゃったよ!
의사 선생님이 괜찮다고 하니까 괜찮은거야.
読み方:ウィサ ソンセンニミ ケンチャンタゴハニッカ ケンチャヌンゴヤ 意味:お医者さんが大丈夫って言うんだから大丈夫だよ
우리 한국어 선생님은 진짜 잘 생겼어.
読み方:ウリ ハングゴ ソンセンニムン チンッチャ チャルセンギョッソ 意味:うちの韓国語の先生、ほんとかっこいいんだよ
민혁은 중학교 영어 선생님이 되고 싶대.
読み方:ミニョグン チュンハッキョ ヨンオ ソンセンニミ トゥェゴシッテ 意味:ミニョクは中学校の英語の先生になりたいんだって
「先生」を親しみを込めて呼ぶ韓国語「쌤(ッセム)」
先生と親しい関係だったり、年が近い場合、韓国では「선생님(ソンセンニム)」ではなく「쌤(ッセム)」を使います。
「쌤」は「선생님」を省略した言葉で、もともとは若者のスラングでした。
でも今では韓国の学校でも普通に使われていて、生徒が先生に直接「쌤!」と呼びかけるシーンは日常的です。
(先生、今日私たち何するんですか?)
こんな感じでフランクに使えます。
「쌤」を使うときの注意点
こんな場面では「쌤」は避けよう:
・あまりにも年上の先生
・まだ数回しか会っていない先生
・フォーマルな場面(保護者面談など)
何度も会っていて親しい関係、もしくは年が近くて親近感がある先生に限って使うのが安全です。
「쌤」と「선생님」の使い分け早見表
| 場面 | 선생님 | 쌤 |
|---|---|---|
| 初対面の先生 | ⭕ | ❌ |
| 親しい塾の先生 | ⭕ | ⭕ |
| 年が近い先生 | ⭕ | ⭕ |
| 目上の大先生 | ⭕ | ❌ |
| 美容師さん(指名時) | ⭕ | ⭕ |
韓国語の「先生」を使うときの注意点【日本と違う3つのルール】
日本語の「先生」とは使い方がかなり違うので、韓国語学習者が間違えやすいポイントをまとめます。
注意①:大学の先生は「선생님」ではなく「교수님(キョスニム)」
高校までは「선생님(ソンセンニム)」で問題ありませんが、韓国の大学からは「교수님(キョスニム)」と呼ぶのがマナーです。
「교수님(キョスニム)」は「教授(님=様)」という意味。
大学の教授に「선생님」と呼ぶのは失礼にあたることがあるので、必ず覚えておきましょう。
注意②:日本では「先生」じゃないけど韓国では「先生」と呼ぶ職業
韓国ではこんな人たちも「선생님(ソンセンニム)」や「쌤(ッセム)」で呼びます:
- 美容師さん → 〇〇 쌤
- ヘアメイクさん → 〇〇 쌤
- ジムのトレーナー → 〇〇 선생님 / 〇〇 쌤
- ピアノなど習い事の先生 → 〇〇 선생님 / 〇〇 쌤
K-Pop好きな方は、アイドルがヘアメイクさんやダンスの先生のことを「〇〇쌤(ッセム)」と呼んでいるのを聞いたことがあるかもしれません!
また美容室を予約するときも、日本では「〇〇さんでお願いします」と言いますが、韓国では
「~쌤으로 부탁드리겠습니다(ッセムロ ブタッドゥリゲッスムニダ)」
と、「先生」を使って指名するのが自然です。


韓国の美容室あるある
韓国の美容室や皮膚科やサロンなどには「院長(원장님 ウォンジャンニム)」「室長(실장님 シルジャンニム)」「デザイナー(디자이너 ディザイノ)」と階級があります。
よく分からない場合は「선생님」と呼んでおけば間違いなし!
ただし、お店のトップである院長さんだけは「원장님(ウォンジャンニム)」と呼ぶのがマナーです。
注意③:病院での「先生」の呼び方は場所で変わる
韓国の病院でお医者さんを呼ぶとき、基本的には「선생님」もしくは「의사 선생님(ウィサ ソンセンニム)」でOKです。
ただし、歯科や皮膚科など「施術系の病院」では、先生のことを「원장님(ウォンジャンニム/院長様)」と呼ぶことも多いです。
韓国では知らない人に「선생님」と呼ぶ?!
韓国では知らない人に対しても「선생님(ソンセンニム)」と呼ぶことがあります。
これは「先生」という意味ではなく、名前を知らない相手に「あなた様」の意味で使う表現です。
たとえば、コールセンターに電話すると
「선생님, 성함이 어떻게 되세요?(ソンセンニム ソンハミ オットケ トェセヨ?:お客様、お名前は何ですか?)」
と聞かれることがあります。
韓国語の先生への手紙・メッセージで使えるフレーズ
韓国語の先生にお礼の手紙やメッセージを書きたいとき、使えるフレーズを紹介します。
韓国には5月15日に「先生の日(스승의 날 / ススンエナル)」という記念日があり、お世話になった先生に感謝を伝える文化があります。
| 韓国語フレーズ(読み方) | 意味 |
|---|---|
| 선생님 감사합니다 (ソンセンニム カムサハムニダ) | 先生、ありがとうございます |
| 선생님 덕분에 많이 배웠어요 (ソンセンニム トップネ マニ ペウォッソヨ) | 先生のおかげでたくさん学びました |
| 항상 감사드립니다 (ハンサン カムサドゥリムニダ) | いつも感謝しています |
| 앞으로도 잘 부탁드립니다 (アプロド チャル ブタッドゥリムニダ) | これからもよろしくお願いします |
韓国語の「先生」に関連する敬称一覧
「선생님」以外にも、韓国語には先生・指導者を表す敬称がいくつかあります。
知っておくと韓国ドラマや日常会話の理解がグッと深まりますよ。
| 韓国語 | 読み方 | 意味・使う場面 |
|---|---|---|
| 선생님 | ソンセンニム | 先生(最も一般的) |
| 교수님 | キョスニム | 大学の教授 |
| 강사님 | カンサニム | 講師(セミナー・研修など) |
| 코치님 | コチニム | スポーツのコーチ |
| 스승님 | ススンニム | 師匠(精神的な師を敬う表現) |
| 사부님 | サブニム | 師範(武道の先生など) |
よくある質問(FAQ)
韓国語で「先生」は「선생님(ソンセンニム)」と言います。「先生」の韓国語読み「선생」に、「~様」を意味する「님」が付いた形です。「님」を省略して「선생」だけで呼ぶのは失礼にあたるので注意しましょう。
親しい先生には「쌤(ッセム)」と呼ぶことができます。「선생님」を省略した表現で、年が近い先生や何度も会っている先生に対して使います。ただし、初対面や目上の先生には失礼になることがあるので要注意です。
はい。韓国の大学では教授のことを「교수님(キョスニム)」と呼ぶのがマナーです。「선생님」と呼ぶと失礼に感じる教授もいます。ただし語学堂(語学学校)の先生は「선생님」でOKです。
韓国では名前を知らない相手に対する丁寧な呼びかけとして「선생님」を使います。「先生」という意味ではなく、日本語の「お客様」「あなた様」に近いニュアンスです。コールセンターや窓口でよく使われます。
はい、韓国では美容師さん、ヘアメイクさん、ジムのトレーナーなど、専門技術を持つ人に対して「선생님」や「쌤」と呼ぶ文化があります。美容室で指名するときも「〇〇쌤으로 부탁드려요」のように使います。
선생님には2種類の「ン」が入っています。「선(ソン)」の「ン」は舌先が上の歯の裏に付く音(ㄴ)、「생(セン)」の「ン」は鼻に抜ける音(ㅇ)です。「りんご」の「ん」が「ㅇ」の音に近いので、この違いを意識すると自然に発音できます。
韓国の「先生の日」は毎年5月15日で、韓国語では「스승의 날(ススンエナル)」と言います。お世話になった先生に感謝の気持ちを伝える日で、手紙やカーネーションを贈る文化があります。
韓国語の「先生」まとめ
今回は韓国語の「先生」について詳しく解説しました。
- 韓国語で先生は「선생님(ソンセンニム)」
- 「님」を付けないと失礼になる
- 親しい先生には「쌤(ッセム)」でもOK
- 大学の先生は「교수님(キョスニム)」
- 美容師やトレーナーにも「선생님」を使う
- 知らない人への「선생님」は「あなた様」の意味
- 先生への手紙には「선생님 덕분에~」が定番
韓国語の先生と仲良くなったら、ぜひ「쌤!」と呼んでみてくださいね。
韓国ドラマやバラエティでも「선생님」「쌤」は頻繁に出てくるので、このページで覚えたことを聞き取り練習にも役立ててみてください!











