アンニョンハセヨ。
韓国語を独学で始め、現在では韓国に住みながらOLしているyukaです。
皆さん一度はこう思ったことありませんか?
「ハングルの英語表記難しくない?!!」
例えば”江南スタイル”で有名なソウルのオフィス街の「강남(カンナム)」、英語表記にすると「Kannam」でもなく「Cannam」でもなく、実は「Gangnam」と書きます。
ソウルも発音通りに英語表記にすると「Souru」となりますが、正しくは「Seoul」。
実はこれ、適当に英語に直しているわけではなく、全て規則があるのです。
今回は韓国語の英語表記について、一覧表を用いて分かりやすく解説していきます。
ハングルの英語表記は韓国語の発音を理解すべし!
韓国語は母音と子音の組み合わせで成り立っています。
その為、ハングルを英語で表記した時も、「母音+子音」で表されます。
例えば「더」と言う文字。「더」は子音の「ㄷ」と母音の「ㅓ」から成り立っており、
「ㄷ」の英語表記である「D」と「ㅓ」の英語表記である「EO」が組み合わさり、
「더」を英語で表記すると「DEO」になります。
このように、韓国語の英語表記を理解するには、韓国語の子音と母音の英語表記をそれぞれ覚える必要があります。
韓国語の子音、母音については以下の記事でより詳しく説明しています。
ハングルの英語表記一覧表
ハングルを母音と子音に分けて、それぞれを英語で表記した一覧表を紹介します。
母音と子音を組み合わせてハングルを英語表記に直してみましょう。
ハングルの英語表記一覧表【子音】
ㄱ | G(K) | ㅋ | K |
ㄴ | N | ㅌ | T |
ㄷ | D(T) | ㅍ | P |
ㄹ | R(L) | ㅎ | H |
ㅁ | M | ㄲ | KK |
ㅂ | B(P) | ㄸ | TT |
ㅅ | S(T) | ㅃ | PP |
ㅇ | NG | ㅆ | SS |
ㅈ | J(T) | ㅉ | JJ |
ㅊ | CH(T) |
※文字が単語の先頭にくるか、2文字以降にくるかによって発音が変わるため、英語の表記も変わってきます。
ハングルの英語表記一覧表【母音】
ㅏ | A | ㅐ | AE |
ㅑ | YA | ㅒ | YAE |
ㅓ | EO | ㅔ | E |
ㅕ | YEO | ㅖ | YE |
ㅗ | O | ㅘ | WA |
ㅛ | YO | ㅙ | WAE |
ㅜ | U | ㅝ | OE |
ㅠ | YU | ㅞ | WE |
ㅡ | EU | ㅟ | WO |
ㅣ | I | ㅢ | UI |
パッチムを英語表記にするとどうなるの?
忘れてはいけないのが、韓国語にはパッチムがあるということ!
パッチムを英語表記にする場合はどうしたらいいのか迷ってしまいますが、パッチムがある場合の英語表記は
子音+母音+子音
で記載すればOK!!
例えば、冒頭で紹介した「ソウル」と言う単語。ソウルは韓国語にすると「서울」となり、最後に「ㄹ」のパッチムがあるので、「ㄹ」を英語で表記した時の「L」を最後に付けるだけ。
※パッチムに「ㅇ(イウン)」が来るときは「ng」の発音になりますが、子音に「ㅇ(イウン)」が来るときは「ㅇ(イウン)」の発音はせずに、母音の音のみ発音します。
慣れないうちは少々ややこしいですが、慣れてくると何となく規則がわかってくるものです。
最初は教科書に載っている簡単な韓国語の単語や、良く利用する駅名などをハングル⇒英語一覧表をつかって英語表記に直す練習をしてみましょう!
韓国語を英語表記にした例
更に理解を深めるために、韓国語の単語を英語表記に直した例をいくつか紹介していきます。
上記のハングル⇒英語一覧表に当てはめならが、確認してみましょう!
韓国語表記:명동(意味:明洞)
英語表記:Myeong dong
ㅁ(m)+ㅕ(yeo)+ㅇ(ng) , ㄷ(d)+ㅗ(o)+ㅇ(ng)
韓国語表記:경복궁(意味:景福宮)
英語表記:Gyeong Bok Gung
ㅁ(m)+ㅕ(yeo)+ㅇ(ng), ㄷ(d)+ㅗ(o)+ㅇ(ng)
韓国語表記:강남(意味:江南)
英語表記:Gang Nam
ㄱ(g)+ㅏ(a)+ㅇ(ng), ㄴ(n)+ㅏ(a)+ㅁ(m)
韓国語表記:한국(意味:韓国)
英語表記:Han Guk
ㅎ(h)+ㅏ(a)+ㄴ(n) , ㄱ(g)+ㅜ(u)+ㄱ(k)
韓国語表記:사과(意味:リンゴ)
英語表記:Sa Gwa
ㅅ(s)+ㅏ(a) , ㄱ(g)+ㅘ(wa)
韓国語の英語表記のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は韓国語の英語表記について、ハングルを英語表記にする時の規則や、一覧表を紹介しました。
慣れない発音もあり、英語表記にするとちょっと戸惑ってしまいますが、ハングルを英語表記にするときの規則を知ると、韓国語の発音の規則も一緒に理解することができます。
あまりハングルを英語表記に直す機会はないかと思いますが、韓国に住む友達に荷物を送るときの住所や、韓国旅行で入国カードを書くときなど思わぬところで役に立ちます。
必須の知識ではありませんが、覚えておくと便利なので、この記事をお気に入り登録して、必要な時に見返せるようにしておきましょう!
それでは今回はこの辺で!