アンニョンハセヨ。
韓国語を独学で始め、現在では韓国に住みながらOLしているyukaです。
と疑問に思ったことはありませんか?
確かに最近周りにも韓国語ができるという人が増えてきたし、韓国語ができる人からは「韓国語本当に簡単だよ!」な~んて言われるけど、ドラマの韓国語やハングル文字は難しそうな感じがしちゃいますよね。
実際に私も日本で会社員をしながら韓国語の独学を始め、現在は韓国で仕事をできる程のレベルですが、結論から申してしまいますと韓国語は、
”とっても学びやすく、どの言語よりも努力と結果が比例する言語”であると思います。
日本にいながらでも3か月もあればある程度の日常会話は全然できてしまうということも全く不可能ではありません。
今回の記事では、私が実際に韓国語を学ぶ過程で感じた「韓国語が日本人にとって簡単な理由」を解説していきます。
日本人にとって韓国語が簡単な理由
日本人にとって韓国語が簡単な理由は大きく分けて以下の4つです。
- ハングル文字はローマ字と似ている
- 語順が日本語とほぼ同じ
- 表現の方法も日本語と韓国語はよく似ている
- 韓国語にも漢字が元となる言葉が多い!
ひとつひとつ細かく説明していきます!
韓国語が簡単な理由①ハングル文字はローマ字と似ている
みなさんローマ字って覚えてますか?
「か」⇒「KA」,「と」⇒「TO」のように日本語を英語表記にする、アレです。
実はハングル文字はこのローマ字と造りがそっくりなんです。
どいうことかというと、
韓国語はこのローマ字のように、すべて子音と母音の組み合わせでできています。
例えば「가」という文字
一見暗号にしか見えませんが、「ㄱ」が「K」の音、「ㅏ」が「A」の音を意味します。
この二つが組み合わさり発音は「KA」となります。「ㄷ」は「T」の音、「ㅗ」は「O」の音で、読み方は「TO(도)」
韓国語の子音は全部で19個
韓国語の母音は全部で10個
なので、29個の文字を覚えればハングルの読みはマスターできるということ!!
(日本語のひらがなは46文字もあるからひらがなを覚えるよりも楽!!)
▼この参考書を使いながらハングルの読み方を学ぶと本当にたった1時間で暗号にしか見えなかったハングルが読めるようになります!
この参考書の他にも、韓国語がすぐによめるようになるオススメの参考書は以下の記事から閲覧可能です。
韓国語が簡単な理由②韓国語の語順が日本語とほぼ同じ
語学を学ぶ上での難関の一つ「語順」。
英語や中国語はこの語順が日本語と全く違うため学ぶのが難しいとされていますが、
なんと「韓国語の語順は日本語とほぼ同じ」。
例えば「私は学校へいきます。」と言う文章、
韓国語にしても「나는:ナヌン(私は) 학교에:ハッキョエ(学校に) 갑니다:カムニダ(行きます)」
”主語⇒目的語⇒動詞”の並びは変わりません。
つまり、単語と助詞の韓国語だけ覚えて、日本語と同じ語順で並べるだけで、完璧な韓国語の文章が作れる
というわけなのです!
韓国語が簡単な理由③表現の方法も日本語と韓国語はよく似ている
ある程度語学が上達しても、難しいのが表現の仕方の違い。
例えば「鳥が鳴く」という表現。
英語では「birds sing.(鳥が歌う)」と表現しますが、韓国語では日本語と同様に「鳴く」という単語を使って「새가:セガ(鳥が) 울다:ウルダ(鳴く)」と表現します。
その他にも「やっておく」「行ってみる」などの細かいニュアンスの表現。
これも実は日本語と全く同じで「やる(하다:ハダ )」という単語に「置く(두다:ドゥダ)」という単語を合わせて「해두다:ヘドゥダ(やっておく)」と言い、
行ってみるも同様に「行く(가다:カダ)」という単語に「見る(보다:ボダ)」を合わせて「가보다:カボダ(行ってみる)」と表現します。
このように英語などの他の言語では全く異なる表現になったり、細かいニュアンスまで伝えるのが難しい単語も、韓国語では日本語とほぼ同じ表現を使って伝えることができます。
韓国語が簡単な理由④韓国語にも漢字が元となる言葉が多い!
ハングルは韓国語独特の文字ですが、実はこのハングル、”漢字語”と呼ばれる漢字が元となっている単語がとっても多いんです!!!
例えば「회사(フェサ)」という単語。「会社」という2字熟語がもとになっており、
「회(フェ)」は「会」を韓国語読みしたもの。
「사(サ)」は「社」を韓国語読みしたものです。
その為、「会員」も同じ「회(フェ)」という文字を使って「회원(フェウォン)」と表し、「社員」も「사」を使って「사원(サウォン)」と書きます。
そのため、
「高速道路」⇒「고속도로(コウソッドロ)」
「家計簿」⇒「가계보(カケボ)」
「無料」⇒「무료(ムリョ)」
のように、漢字がもととなっている単語の中には日本語と発音までそっくりな単語も。
最初のうちはあまり漢字語を意識することはないかもしれませんが、勉強を進めていくうちに難しい単語が出てきたときは漢字を意識して読むと、初めてみる単語なのに意味が分かる!なんてこともあります。
韓国語の漢字語については以下の記事でも細かく説明しています。
韓国語の勉強を始めるには早い方がいい!
韓国語は日本人にとって簡単!とは言いつつもやはり単語を覚えたり、文字を練習したり…という努力は必要になります。
特に単語の勉強は1日10単語ずつ覚えていくだけでも、
1か月で300単語
1年ではなんと3,600もの単語
を覚えることができます。
日常会話に必要な単語数は約2,000語といわれているので、今日から勉強を始めてなんと1年後には日常会話以上の込み入った会話までできるようになるということです。
想像してみてください。日常会話以上の韓国語を使いこなすことができれば、韓国語旅行では不自由なく旅行を満喫できるのはもちろん、韓国の人たちと交流したり、韓国のお友達をつくったりすることだってできます。
もしかしたら仕事で韓国語を活かすこともできるかもしれません。
「韓国語の独学勉強法をステップごとにわかりやすく解説!【独学でも上達します】」の記事では、独学でもできる韓国語の勉強の始め方をステップごとに分かりやすく説明しているので、
- 韓国語に挑戦してみる!
- 1年後にペラペラになるぞ!
と思ったかたはぜひ参考にしてみてくださいね☆
韓国語程学びやすい言語はない!!
いかがでしたでしょうか?
この記事では日本人にとって韓国語が簡単な4つの理由を紹介しました。
なぜ韓国語が簡単と言われているのか、「なんとなく分かったかも」と思っていただけましたでしょうか?
表現方法や、もととなる漢字など、せっかく共通点も多いので、韓国語を勉強しようか迷っている方は挑戦されてみることをオススメします。
私自身も韓国アイドルが好きという理由ではじめた韓国語の勉強でしたが、今は韓国語を使って仕事をしています。
些細なきっかけがこの後の人生に大きな影響をもたらすこともあります。
思い立ったが吉日。
ぜひ今日から初めてみてくださいね☆
それでは今回はこの辺で!
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